・しめじと鶏ささみの辣油ペペロンチーノ
・明太子と大葉のパスタ
休日は、なかなか早く起きれません。
2023年9月23日の今日は9時頃、猫氏達に
「朝のおやつをください」
と起こされました。
階下に降りて、猫氏にご飯を。
いつもとおり早起きなオットに
「おなかすいた?」
と聞くと、
「すいた!パスタ!300グラム!」
とのこと。
2種類作りましょうかね。
しめじと鶏ささみの辣油ペペロンチーノ200g
明太子と大葉のパスタ
食卓はこちら。
食べ終えた頃、宅急便がきました。
オットがなにか注文したようです。
リビングのイスに座っていた私の前に箱が差し出されました。
「誕生日プレゼント。開けてみな」
とオットが。
私は9月25日が誕生日なのです。
開封するとこちらが。
箱を開けたら…
「チビのエンジェルタイム」
2012.6.1〜2023.9.2
2012年6月1日、屋外で保護したチビに私たちがつけた誕生日。
2023年9月2日、我が家からチビがお空へ飛び立った日。
1ページ目は、2022年8月28日。
「チビよ。ネンネンだな」
で始まりました。
2021年8月に見つけた右頸部のしこりを、2021年9月に切除してもらい、2022年7月に4回目の手術をしてくれた先生が、
「CTで確認できるだけでも、外科が手を出せない深部に、小さいが転移、再発を複数確認でき、これ以上の外科的手術は難しい」
との見解をいただき、
「もうチビとの時間は長くはないのかな」
とオットが感じた日から、私が知らないところで、1日1枚、1コメント。
データをため続けてくれたようです。
計371日分の世界にひとつのチビの写真集です。
それを理解した瞬間、私はチビの名前を呼びながら、嗚咽を漏らし号泣していました。
2022年12月9日
「激し目な動きをすると、呼吸音がするようになってきたな、チビよ。
その日が近づいているのか」
そんな憂いを吹き飛ばすようにチビは2023年を迎え、2月には私のエゴで、
「最後にこの、かなり大きな首の腫瘍を取ってもらえないだろうか」
と、手術を受けましたが、開いてみたら、腫瘍が神経を巻き込んでおり切除はできず、今後腫瘍が気道と食道を圧迫してくるのを遅らせるため、首周りの筋肉を少し切除する手術を受けました。
それから6ヶ月。チビは我が家で楽しく、美味しいものを食べ、だんだん弱っていく中も、誰かしら、猫かしらがそばにいる日常を過ごしました。
2023年8月19日
「とむどんさんのブログデビューを果たしたな。チビよ」
だんだん体力がなくなっていく様子のチビを見ているなか、とむどんさんからいただいた、こちらの優しい水彩画は、泣くほど優しくて、嬉しかったです。
とむどん (id:fukufukudo)さん、ありがとうございました。
亡くなる前日、2023年9月1日。
「チビよ!
9月になったよ。
お別れのときが近づいているのはわかってる。少しでも、あともう少しだけ傍にいてくれ」
そして、9月2日。
最後のページには、こんな言葉が。
「チビよ。
壮絶な闘いを2年も続けたな。
もう充分闘ったで、ゆっくり、ネンネンしいな。」
そのページの写真は、
亡くなる3時間ほど前の、横たわってはいるものの、しっかり目を見開いている写真でした。
普段口数が少なく、お世辞も言わない、媚びたりもしない、怒ったり、怒鳴ったりもしない、本当に穏やかなオットが、チビのために紡いでくれた言葉と、私のスマホにはないオット独特なショットのチビの写真の数々は、どんなプレゼントよりも価値があり、どんなプレゼントよりも嬉しくて宝物になりました。
チビが亡くなって、火葬の手配をし、仕事は1.5日だけ休んでまた忙しく働く日々の中、こんなに涙を流せる時間がなかったので、今日、本当に心からチビを送り出せたような気がします。
オットよ。こんな粋な計らいをありがとう。
のお礼の気持ちを込めて、晩御飯は、
自宅のすぐそばにあるのに、一度も行ったことのない「サイゼリヤ」へ、オットをお誘いしました。
私は何回か、仕事中のランチなどで1人で行っているのですが、オットは初サイゼリアだそうで、その価格にびっくりしていました。
大食漢な我々が食べたのはこちら。
ピザやハンバーグ、ドリア…こんなに食べて、3600円!オットはひたすら
「安い!旨い!」
と、驚いていました。
こちらは、オットがサイゼリア行ったことないことに驚きだよ…と思いましたが(笑)
2023年9月25日。
私は48歳になります。
ごちそうさまでした♪
おいしさ度★★★★★
オットよ、ありがとう度★★★★★★★★★★★★★
チビたん、大好きだよ!!度★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★