kitinaの手抜きで美味しい料理ブログ

オット(食に拘りがある)と、五猫と暮らし正社員で働く私が、帰宅後お猫様のお世話をしつつチャチャっと作る時短で手抜きな夕ご飯をご紹介します

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今日の晩御飯 母の猫愛

今日のメニュー

【オット】

・ファミマ弁当

・レンチンラーメン

・ソーセージ

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【ヨメ】

・しめじと卵のおじや

・しめじ、ベーコン、トマトのコンソメスープ

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昨夜、めまいのため食事もあまりせず、

薬を飲んで眠りました。

今朝お腹が空いて起きました。5時!

オットが仕事で6時くらいに家を出るので、お見送りがてら、コンビニに朝ごはんを買いに。

 

昨日の薬が効いて、めまいも止まったので、

朝から掃除をしていたところ、昼頃に母から、

「飼っている猫が、数日前から具合が悪く、検査入院させていたが、腎臓に腫瘍が見つかった…。ご飯も自力で食べらなくなってきて、もう長くないかも…」と。

 

もともとは母の元には3猫いました。しかし、自身が高齢になるに伴い、いろいろを案じ、2年おきに1猫ずつ、私のところにやってきて、残った最後の1猫です。いわば、今の母の生きる理由です。

 

最善を願いつつ、最悪を想定して生きるタイプの私とは異なり、母は楽観的に生きるタイプで、最悪を想定することがちょっとできにくいタイプです。この事態をたぶん一人で受け止め切れないのではないかと心配になり、オットの理解を得て、夕方のバスで田舎に向かいます。

 

母は憔悴しきっていました。

抗がん剤をうけ、腫瘍を小さくして手術してもらうか。

もう、退院させて自宅で残りの時間を一緒に過ごすか。

 

住居が田舎であること、母自身が高齢であることでなかなか猫の異変に気づけず、

時に異変を感じ、近くの動物病院に連れていくけど、田舎の動物病院は、高度医療もなく、病院によって方針も様々。今回地元では1番技術、設備、評判がいい病院を私が調べて行かせましたが、それでも診断が遅れてしまったこと、母は悔やみ切れないようでした。

「猫が誰もいなくなったら、この広すぎる家に住む意味もない…」とつぶやいていました。

燃え尽き症候群になってしまうタイプです。

 

我が家も、次ニャン坊のチビが、リンパ腫を患っており、今はまたふっくらして元気でご飯も食べられますが、私もそれなりの覚悟はしている上で、つとめて冷静に母に言葉をかけました。

 

「猫は具合の悪さを隠す天才なんだよ。

具合の悪さを隠しても、家にいたいんだと思うよ。抗がん剤からの手術で治る確率を病院で聞いて、あまりにも時間やお金や、猫をずっと入院させとかなきゃいけないくらいなら、家に連れて帰ってあげよう。

大好きな家で、大好きな飼い主といられることが、1番幸せだよ。人間が猫を選んで飼ってるんじゃない。猫が人間を選んで家に来てくれたんだから、お家にいたいと思うよ」と。

 

母は泣きながら、「そうだよね、そうだよね」と繰り返していました。

明日、朝イチで病院に行き、症状などを聞いて、内容次第では、自宅に連れ帰る方向にしました。

 

私は、猫のストーカーのように、舐め回すように観察して、異変が有れば大騒ぎで病院にすっ飛んで行く人間ですが、

母の猫への愛も、確実に愛なんだと思います。 

 

オットの口癖。

「前を向いて、前を向いて」

 

最終的には失うのだとしても、今は前を向こう。

 

オット、今回もご理解ありがとう。

ご飯を作れなくてごめんね。

 

ごちそうさまでした。